ロンドン駐在奮闘記

ロンドン駐在になった既婚子供1人の男の奮闘記です。

グリニッジ天文台に行って来ましたー

グリニッジ天文台に行って来ました。みなさんも良くご存知の、経度0°0'0''の世界の時刻の基準となっている場所になります。日本はそこから東へ135°の場所が時刻基準となっており、15°=1時間なので9時間(summer time, winter timeは無視)というのは学校で習いましたよね。

ja.wikipedia.org

 

場所はロンドンセントラルから南東、カナリーワーフの南側にあります。ちょっと行きにくそうな場所ですが、BANK駅からDLRを利用すれば徒歩圏内に行けますし、DLRの駅周辺が栄えているので楽しい場所となっていました。

 

天文台はGreenwich Parkの丘の上にありました。公園がとても広く素敵なのでここでピクニックをしている人も数多くいました。

 

ここが門になります。入り口は裏側になっているんですが、この門の隙間からあの子午線のラインが見えるんです。しかし、線の所にいくには入場券が必要です。本当にお預け状態で線を見せられる感じになります。

 

入場券は大人£16、子供£8、4歳以下は無料となっていました。うん、なかなかいいお値段ですね。事前予約は正直必要ないかなーと思います。

www.rmg.co.uk

 

この線路のような線が子午線になります。

やっぱり、学校で習ったもので、多分見ることはないんだろうなーと思っていたものが目の前にあるととても感動しますね。結構「おおーこれか!」ってなりました。

 

各都市の経度も彫られているので、皆さん地元の都市を指差しながら写真を撮っていましたね。Tokyoももちろんありました。

 

で、実はこの線上は0°0'0''ではないんですね。

なお、現在では、エアリーの子午環は、正確には本初子午線ではなくなっている本初子午線は、エアリーの子午環から東へ、角度 5.301 秒、距離にして102.478 m の位置を通過している(詳細は本初子午線IERS基準子午線を参照のこと)

実際にiPhoneのコンパス機能で見てみると、、、「0°0'5'' W」になってますね。5''西かい。

 

実際に0°0'0''になるのは、グリニッジ天文台を出て、東に100mくらい行ったところでした。

 

 

歴史的にも、現在の時間の概念にとっても大切な場所に来れたっていうのは良い思い出になりそうです。